父親だって親権を取れます！！
状況
妻が不倫をし、その後子どもを置いて家を出ていきました。それにもかかわらず、妻から離婚調停を申し立てられ、挙句の果てには親権を渡すよう請求されています。
このような状況から、この方（夫）は「あんな身勝手な妻に親権を絶対に渡したくない」という思いで、ご相談に来られました。
活動
当初、妻は調停でも「親権は自分が持つ」と主張していました。しかし、当職が調停委員に対して、妻が不貞を働いた事実、および現在における子どもの監護養育状況を詳しく説明し、夫が親権を持つべきことを訴えかけたところ、それに賛同していただくことに成功しました。そして、調停委員からも妻に説得してくださった結果、2回目の調停において、親権を夫に譲ることについての合意を取り付けることができました。
一般的に、親権の争いは妻に有利な傾向ですが、夫がきちんと子どもの面倒を見ているような状況においては、夫が親権をとる可能性も十分あるとされており、本件はまさにそのような事案でした。
