不動産を売却したい・・・
状況
性格の不一致のため、妻と離婚することを望んでいます。しかし、妻は離婚しないの一点張りで、話し合いは難航しています。また、自宅を売却したいと思っているのですが、それについても賛同を得られません。
このような状況から、この方(夫)は「何としてでも妻と離婚し、また不動産も売却したい」という思いで、ご相談に来られました。
活動
当初、妻が離婚および自宅からの退去について反対していたため、調停による解決は難しく、訴訟を提起せざるを得ないだろうと考えていました。しかし、調停において、当職が「離婚という結論だけは譲れない」という強気の交渉を続けた結果、次第に離婚に応じる姿勢を示していただけるようになり、その方向で話し合いを進めることに成功しました。そして、最終的には不動産の売却についても賛同を得ることができ、概ねこちら側が意図していた内容をもって調停を成立させることができました。