子供と会いたい・・・(面会交流が実現したケース)
状況
夫と別居しており、離婚を考えています。ですが、以前不貞を働いてしまい、このような有責配偶者から、訴訟上離婚請求することは原則として認められないと聞いたことがあるため、離婚できるのか疑問に思っています。そして何より、もう2年近く子どもと会わせてもらえていないことが本当につらいです。
このような状況から、この方(妻)は「どうしても子供に会いたい、面会交流させてほしい」という思いで、ご相談に来られました。
活動
ご相談後、すぐに夫と連絡を取り、当事務所にて協議を行いました。
その時の夫の主張は、離婚に応じるつもりは一切なく、また子どもに会わせる気もないというもので、話し合いは難航しました。ですが、調停手続において、当職が面会交流の重要性をお伝えし続けた結果、宿泊を伴う長期の面会交流についての了承を得ることができ、それを実現させることができました。
そして、離婚については、夫に慰謝料を払うことを条件として応じていただけることになり、調停によって離婚が成立しました。