訴訟で不貞の慰謝料100万円を夫に支払わせ、早期に解決させることに成功した事例

子あり慰謝料女性離婚を求められた浮気・不倫をされた自営業(会社経営)その他の原因
                   

状況

夫とはすでに12年以上にわたって別居していますが、最近、離婚を求めて提訴されました。夫は価値観の不一致を理由として掲げていますが、それはあくまで建前にすぎず、本当は夫の不貞が原因だと思っています。

このような状況から、この方(妻)は「夫とは早く離婚したいが、不貞を働いた以上、なるべく慰謝料をたくさん受け取りたい」という思いで、ご相談に来られました。

                   

活動

受任後、すぐさま相手方の不貞調査を試みましたが、そもそも不貞自体が12年以上も前のことであったため、ご本人とご近所の方の曖昧な記憶があるのみでした。もっとも、その後も調査を続行したところ、何とか不貞相手の名前を特定することができました。そして、それを訴訟で指摘したところ、相手方は事実上不貞を認めるに至り、最終的には解決金として100万円支払うことを認めさせることができました。

                   

ポイント

不貞行為に関する証拠が全くない場合、慰謝料請求が一切認められない可能性が高いとされています。それゆえ、まずは証拠を押さえることが極めて重要であり、また一方で、いかに相手方に証拠があるように見せるかということも訴訟戦略上重要となります。

本件では、不貞行為自体が10年以上も前のことであるため、証拠が全くない状態からスタートしたのですが、何とか不貞の相手方を特定し、またさらに証拠を押さえているように見せかけることにより、事実上相手方に不貞を認めさせ、ひいては慰謝料を獲得することができたという点で、大きな成果を上げることができたと思います。

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