子供が外国に連れ去られないか心配・・・(外国人妻との面会交流に成功したケース)
状況
妻が子どもを連れて家を出て行って以来、まだ一度も会えていません。また、妻が外国人のため、子を連れてそのまま母国に帰ってしまわないか心配です。
このような状況から、この方(夫)は「たとえ離婚しても定期的に子どもと会わせてほしい、また勝手に外国に連れ去るようなことはやめてほしい」という思いで、ご相談に来られました。
活動
調停手続において、裁判所内での試験的な面会交流が行われました。そして、両者間で少しずつ面会交流にかかる話し合いを進めることができ、その後も調停成立前に、随時面会交流の機会を設けることができました。
他方、勝手に外国に連れ去ってほしくないという点については、「少なくとも子が18歳に達するまでは国内で生活する」という内容を、調停条項に盛り込むことができました。