示談書を無効に！！（当事者間で作成した示談書を無効にできたケース）
状況
現在、妻から慰謝料800万円を支払えと請求されています。その原因は私の不貞行為にあり、誠意としてそれ自体は支払うつもりでいますが、不貞行為に対する一般的な慰謝料としてあまりに高すぎるのではないかと思います。また、不貞の相手方に対しても請求しているようですが、こちらについてはすでに300万円の支払いにつき示談書を交わしてしまっています。
このような状況から、この方（夫）は「慰謝料を払う意思はあるが、せめて2人合わせて300万程度が限度であると思うし、事前に作成してしまった示談書もなかったことにしてほしい」という思いで、ご相談に来られました。
活動
調停手続を通して、2人が支払うべき慰謝料は合計300万円であること、すなわち「500万円の減額」を認めさせることができました。加えて、先に交わした示談書が無効であることについても併せて確認し、依頼人のご要望にすべてお応えにすることができたのではないかと思います。
